集合って簡単そうで難しい概念です。 理由はいろいろ考えられますが、そんな難しいことではなく、ここでは「集合の集合」という用語を具体的例を通して説明したいと思います。 集合の例 まずは、集合の例をあげます。 […]
「集合論」の記事一覧
有限集合の例でべき集合を求めるよ
有限集合の例はたくさんあります。 簡単な例をあげます。 有限集合は、列挙することが可能な集合です。 (1) {赤、黒、黄、オレンジ、白} これは色の名前の集合です。5個の元(要素 […]
有限集合についてわかりやすく書くよ
有限集合を難しくしているのは、無限集合があるから! これがここでの結論です。 有限集合は難しくありません。 きわめて素朴です。抽象的ではありますが、小学生でも理解できる概念です。 無限集合が難 […]
1+1=2の証明が難しい理由
よく数学を教えて欲しいという友達が言うことがあります。 簡単なものほど難しい。 例えば 1+1=2 の証明。 どこが難しい? そんなこと小学生でもわかるでしょ! その友達がいい […]
ハムサンドイッチの定理
ハムサンドイッチの定理とは 食パン(上)、ハム、食パン(下)からできているサンドイッチを平面で同じ量にカットできるという定理です。 実際には細かい誤差は発生するにせよ、サンドイッチを半分にきることなどよくやっていますよね […]
公理的集合論から順序数(注意!本当に駄文でゴメン)
無限大が絡んだ数で演算を調べようとしても、なんとなくの説明でいまひとつ釈然としないか、踏み込もうとしると伏魔殿に足を踏み入れたような感じになります。 公理的集合論 真面目に無限大に取り組んでいる学問は、公理的集合論の世界 […]
デデキント切断で考察すべき所
実数の定義は意外に難しいものですが、デデキント切断という考えで定義できます。 具体的には、有理数のデデキント切断から、実数を構成することができます。 デデキント切断(デデキントカット(dedekind cut))とは 定 […]
対角線論法を応用して極限が0の数列を0に収束させない
0に収束する数列に対角線論法を使う わかりやすく2進数で書いた下記の数列{an}を考えます。 111…の部分は、1が永遠に続くことを意味した記号です。 a1=0.111… a2=0.0111 […]
「数直線上の点を実数と対応させても隙間だらけ」が正解
数直線は実数でも埋め尽くされない 実数についてよくある誤解の一つが、「数直線は実数で埋め尽くされている」という命題である。たしかに、数直線上に実数を埋め込むことは可能であるが、数直線上を有理数で埋めたところ、間がスカスカ […]