無限がからんだパラドックスには、ある共通点がある。パラドックスの本質ともいえる共通点でさるが、パラドックスがパラドックスと呼ばれてきただけあって、それをズバリ説明することはなかなか難しい。 難しい概念や用語を使って説明し […]
「集合論」の記事一覧(2 / 2ページ目)
宇宙(-∞,∞)と小宇宙(-1,1)
宇宙と小宇宙 数直線を実数全体とみなすことから、私は、数直線を1次元の宇宙と読んでいます。 その部分集合である、開区間(-1,1)も数直線と同相(1対1の関係がある)とみなせるため、これも(1次元の)宇宙です。ただ、数直 […]
数の拡大、実数の無限性
数の階層として、下記のような拡大列がよく説明される。 自然数 整数(負の数) 有理数(分数) 実数 複素数、四元数、・・・ それぞれの数は含む、含まれるの包含関係がある。 数が拡大するにつれ、ある種の方程式が解を持つよう […]
ヒルベルトホテル(無限ホテルふたたび考察)
無限ホテル(ヒルベルトホテル) ふたたび、無限ホテル(ヒルベルトホテルと呼ぶのが専門的のようだ)の登場である。 可能無限、実無限の概念をつかって、再度無限ホテルについて考えてみる。 無限ホテルは、満室であっても新しい来客 […]
超現実数(コンウェイ先生、クヌース先生)
超実数とならんでよく紹介されるのが、ドナルド・E. クヌース先生のかかれた小説にでてくる超現実数である。 超実数を考察する上で、無視することができない、というか、研究の題材として具体的で認知度も高い数なので、これを使わな […]